都道府県 | 市区町村名 | 人口 | 標準財政規模 | |||||||
愛媛県 | 愛南町 | 27,000人 | 9,432,554千円 | |||||||
ホームページアドレス | http://www.town.ainan.ehime.jp | |||||||||
施策名 | 愛南グリーン・ツーリズム |
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担当部課名 | 企画財政課 |
電話番号 | 0895-72-1211 |
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施策の分類 | J | 施策の開始年度 | 平成18年度 |
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予算関連 データ |
事業費総額 | 1,600千円 |
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事業期間 | 平成18年度から平成-年度まで |
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補助制度・ 起債制度等 |
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施策の概要 | ||||||||||
1.取り組みに至る背景・経緯・目的 観光等、地域振興を図る手法の一つとして、地域資源を最大限に活用したグリーン・ツーリズムの取組みに関心が高まっている。本町においても、農業普及センターが中心となって農業集落の環境点検を実施し、集落の将来ビジョンを作成。また、生活研究グループを主体に、地域資源の有効活用や郷土料理の伝承、加工品開発等、地産地消や企業活動などに取組み、農家女性の社会参加や地域活動を展開してきた。 平成17年6月には農漁家の女性を対象にグリーン・ツーリズムの意識調査を実施、先進地視察研修や、ワークショップを経て、平成18年5月に愛南グリーン・ツーリズム推進協議会を設立した。その後、体験企画コーディネーターやインストラクターなど地域リーダーの育成、GTモニターツアーやシンポジウムを開催し、関係者や関係機関の意識高揚を図った。体験メニューも町内マイスター53名が59種類を登録し充実を図り、平成19年4月から7戸の農漁家民宿が開業、営業をスタートした。 2.事業内容 愛南町における滞在型の農業・漁業体験を通じ、都市住民と地域との交流促進により地域の活性化を図るため、7戸が農家・漁家民宿を開業。町内の人材や地域資源を活用し、年間を通じてさまざまなスローライフが楽しめるような体験メニューの充実を図るとともに、えひめGTナビを通じ普及PR活動を実施している。 3.事業効果 愛南グリーン・ツーリズムの推進により、都市住民と地域との交流促進、地域資源の発掘や開拓、人材の育成、観光による波及効果、地域特産物の販路拡大、地域に対する愛着心の高揚や、就業促進など複合的な効果が期待できるとともに、ロングステイやUIJなど定住促進につながり地域の活性化を図ることができる。 4.工夫・苦労した点、課題、課題の克服法など 農漁家民宿を開業するためには、家族全員や地域住民の理解が必要である。GTは地域活性化の一手法で、必ずしも開業イコール農家の収益アップにはつながらないことを前提に、GTに対する全体の理解を深めるところから始めた。 また、開業にあたって障害となっていた規制は「農山漁村滞在型余暇活動のための基盤整備の促進に関する法律」、えひめ夢提案制度により創設された「愛媛型農林漁家民宿認定要綱」により緩和され、多額の改修経費を必要とせずに、開業が可能となった。 今後、開業民宿農漁家を地域の中核施設として、体験型余暇活動の普及推進を図るとともに、空き家バンクの設置や、遊休農地、観光情報などを発信し、交流人口の増加を図るとともに、定住促進につなげたい。 |
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