都道府県 | 市区町村名 | 人口 | 標準財政規模 | ||
兵庫県 | 猪名川町 | 31,689人 | 6,072,648千円 | ||
ホームページアドレス | http://www.town.inagawa.hyogo.jp | ||||
施策名 | 団塊の世代生きがいづくり事業シニアファーマー養成講座 |
||||
担当部課名 | 総務部コミュニティ課生きがいづくり室 |
電話番号 | 072-766-0001 |
||
施策の分類 | JN | 施策の開始年度 | 平成19年度 |
||
予算関連 データ |
事業費総額 | R3,037千円 |
|||
事業期間 | 平成19年度から平成23年度まで |
||||
補助制度・ 起債制度等 |
|||||
施策の概要 | |||||
1.取り組みに至る背景・経緯・目的 2007年〜2009年にかけて、これまで日本経済の中核を担ってきた団塊世代の定年退職を迎えることとなる。 本町の団塊の世代は約1,800人(H19.3末:59歳〜57歳)、人口の5.7%にあたり、これらの団塊の世代が退職後も、健康で夢をもって暮らすことのできる地域づくりを推し進めていく必要がある。 従来からの福祉的な生きがい対策、支援といった観点ではなく、団塊の世代が持つそれぞれの個性や特徴(シニアパワー)を十分に活かしながら、地域の資源を活用した新たな視点に立った、生きがい(満足)とやりがい(収益)のある地域づくりを中長期的な視点で創出、支援することを目的とする。 2.事業内容 団塊の世代を対象とした講座、フォーラムを通じて地域農業・林業の新たな担い手を育成し、将来的には遊休農地の活用保全、里山の管理ができる団体へと育成する。 平成19年度については、前期に野菜の農業体験講座、後期にしいたけ・きのこづくり講座を開講し、受講生の技術・ノウハウ習得を目指す。 平成20度以降は、ビニールハウスの活用や園芸施設栽培などへのレベルアップを図り、収穫物は道の駅等での販売で収益確保をすすめる。地場産野菜や加工品開発も視野に入れながら新規事業も計画をしていく。 3.事業効果 団塊世代のセカンドライフの生きがいづくりにつながり、農作業を通じての健康増進を図る。 また、農業技術や栽培技術を学ぶだけではなく、講座に集う共通の目的をもった仲間づくりを進めることができるとともに、地域住民との出会いから新たな交流の輪が生まれてくる。 加えて本町内の遊休農地の解消及び里山の再生につながる。そのほか地場産野菜の確保が課題となっている現状において、新たな担い手の確保によって増産出荷された農産物が、地産地消として消費者の期待に応えることができる。 4.工夫・苦労した点、課題、課題の克服法など 団塊世代のニーズを的確に捉えるために、アンケート調査を実施した。また、事業の実施については、広報誌、ホームページ、回覧等を通じ広く周知に努めた。 今後は住民からの継続した参加を促すメニューを計画していく。 |