都道府県 | 市区町村名 | 人口 | 標準財政規模 | ||
埼玉県 | 小川町 | 35,222人 | 6,098,074千円 | ||
ホームページアドレス | http://www.town.ogawa.saitama.jp/ | ||||
施策名 | のらぼう菜を使用した商品開発促進支援事業 |
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担当部課名 | 産業観光課 |
電話番号 | 0493-72-1221 |
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施策の分類 | K | 施策の開始年度 | 平成18年度 |
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予算関連 データ |
事業費総額 | 千円 |
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事業期間 | 平成18年度から平成18年度まで |
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補助制度・ 起債制度等 |
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施策の概要 | |||||
1.取り組みに至る背景・経緯・目的 本町は、古くから和紙や絹などの伝統産業が息づき、地域商工業の中心的役割を担ってきた。 しかし、商店街では空き店舗が目立つようになり、加えて農業においても後継者不足や農産物の低価格化などの影響を受けており、地域経済を取り巻く状況は決して明るいものとはいえない。 こうした中、江戸時代中期に飢饉のときに役立ったという伝統野菜「のらぼう菜」に注目し、のらぼう菜の栽培及びのらぼう菜を使用した商品の開発の支援を行い、商業の活性化と地産地消の推進を図った。 2.事業内容 小川はつらつ商店会が事業主体となり、町内の飲食関係団体とともに、埼玉県一店逸品開発支援事業の補助制度を活用し、のらぼう菜を使用した商品開発を行った。 その結果、各店でのべ40点のオリジナル商品を開発することができた。また、共通のデザインによる「のらぼう菜のぼり旗」や取扱店表示看板を作成し、消費者へのPR活動を行った。さらには、毎月開催の小川はつらつ朝市で試食会を開催した。 3.事業効果 同じ食材による40点にも及ぶ逸品の開発を通じ、商店会や関係団体の連携が強まり、地域経済の活性化につながった。 のらぼう菜をキーワードにした事業展開により、消費者の関心を呼び起こすことができ、地元商店での消費行動に結びついた。 商業者と地元生産農家との交流により、さらなる産業振興が図られた。 4.工夫・苦労した点、課題、課題の克服法など 近年、農家がのらぼう菜を生産していなかったため、商品開発者が食べた経験がなく、のらぼう菜の歴史的背景は伝えられても、味・香り等を消費者にうまく伝えられなかった。 のらぼう菜の知名度が低かったため、役場前広場にのらぼう菜の大型プランターの設置や各商店に苗を配布した。 のらぼう菜の生産期間が3月から4月までのため、販売期間が限られる。四季を通じての逸品開発が必要となる。 |