１　背景

　駅前地区の拠点となる集会施設の老朽化や手狭という問題が懸念された折り、ＪＲ東日本の「駅おこし」事業の一環で、伊達駅の改修が施され、旧民家風な造りの多目的ホールが設置され、それを町が借受け駅前地区を中心に広く町民に貸し出す運びとなった。

　

２　目的

　地域の拠点として町民相互の交流を図り、町民生活の向上と地域社会の活性化を図る。

　

３　事業内容

　　�@多目的ホール（名称　駅なかプラザ）を町民に無料で貸し出す。

　　　（電源設備は有料。町外の方は全て有料。夜間の利用は登録団体のみ。）

　　�A施設の管理や申請書の受付等の一部は駅を管理する業者に委託。

　　�B利用者の駐車場を駅前に整備。

　　�Cエアコン、机、椅子等の備品を整備。

　　�D水道、電気、ガス、町のＣＡＴＶと無料電話を整備。

　

４　事業実績

　１６年度はのべ１４０日間利用された。主に、駅前地区町内会の会議や集会、町内の各種団体の展示会や発表会、軽運動、個展など。

　また、町の認定農業者会で、直売所を開設し、新鮮な野菜果物を販売した。規則上、町の地産地消に係る特産物の販売は出来るが、他の物品販売は禁止している。

　

５　効果

　特に駅前地区の住民に親しまれ、地域の活性化に寄与している。

　

６　今後の見通し

　駅前地区に留まらず、広く活用されるよう広報ＰＲを強化し、開所日２００日を

　目指す。また、定期的な直売所の開設や町主催のイベント等を企画する。