都道府県 | 市区町村名 | 地方公共団体 コード | 人口 | 面積 | 標準財政規模 | |||||||||
高知県 | 土佐山田町 | 393231 | 21,508人 | 116km2 | 4,496百万円 | |||||||||
ホームページアドレス | http://www.town.tosayamada.kochi.jp/ | |||||||||||||
施策名 | 平山ふれあい館木工所建築 | |||||||||||||
担当部課名 | 企画課 | 電話番号 | 0887-53-3114 | |||||||||||
施策の分類 | KM | 施策の開始年度 | 16 | |||||||||||
予算関連 データ | 事業費総額 | 20,015千円 | ||||||||||||
事業期間 | 平成16年度から平成16年度まで | |||||||||||||
補助制度・ 起債制度等 |
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施策の概要 | ||||||||||||||
1 背景・目的 土佐山田町平山地区は、北部に位置し、世帯数150戸、人口330人の親水公園を有する山深い里で、ヤッコ葱や梅、稲作などの農家が多く、少子化、高齢化が大変進行している。 児童数の激減により、平成14年度から町立平山保育所閉園、また町立平山小学校は、平成17年度から休校となる。地域の過疎化が急速に進展する中で、平成15年度から、保育所跡を平山ふれあい館として、陶芸教室や地場産の店を開設し、住民一丸となって、地域おこしに奮闘している。しかしながら、過疎問題に直面しており、交流の場づくりが喫緊の課題となっている。 2 事業内容 平成14年度に、平山地区内東川の同好者による製材所を建設した。しかし、製材所のみでは、木工を製品として仕上げることは困難で、機械機器を整備した木工所の開設が必要となった。このため、ふれあい館に隣接した共同利用施設としての木工所を建築することにより、地区の間伐材の有効利用を促進するとともに、地区の活性化、振興が企図された。 地域の共同利用施設として平山木工所が整備されたことにより、これまであった平山ふれあい館の「風の窯」や平山振興協議会の「桜会」の地域の産直所とともに、平山地区の中核施設がようやくできあがった。 今後、共同作業所としての木工所を利用することにより、地域の住民のみならず、町外、県外の人との交流施設となる。また、休校の跡地利用と平行して、地産地消に主眼をおき、児童・生徒や田舎体験を望む都市部の人々の民泊や研修の場の提供も視野に入れている。 平山木工所の建築にあたっては、何度も地区住民が話し合った。木工所の概要、工作機械の決定においても、また、将来の展望や計画についても話し合い、他の進んだ施設の視察も何度も行ってきた。 人と人との交流の場となる拠点施設は、自主的な地域づくり活動であり、小学校の灯が消えても、地域での運営とした集落の灯は一致団結することにより消えることはない。 |