都道府県 | 市区町村名 | 地方公共団体 コード | 人口 | 面積 | 標準財政規模 | |
山梨県 | 小淵沢町 | 194077 | 6,137人 | 33km2 | 1,926百万円 | |
ホームページアドレス | - | |||||
施策名 | 農山漁村活性化施策 | |||||
担当部課名 | 産業課 | 電話番号 | 0551-36-6165 | |||
施策の分類 | EJ | 施策の開始年度 | 平成15年度 | |||
予算関連 データ | 事業費総額 | 2,000千円 | ||||
事業期間 | 平成15年度〜平成−年度まで | |||||
補助制度・ 起債制度等 | - | |||||
施策の概要 | ||||||
1.事業の背景・目的 国では「食料・農業・農村基本法」に基づき、食料の安定供給、自給率向上などのための様々の農業施策を展開してきているが、依然として遊休農地や荒廃農地の増加が進み、更にBSE問題、食品虚偽表示問題などによる「食」と「健康」に関する課題が顕在化してきており、最近「食料・農業・農村基本法」を見直すことも検討されている。 当町ではこれらのことを視野に入れ、平成15年度に農村振興基本計画を策定し、これに基づき、11月には内閣府構造改革特区に「こぶちさわアグリルネッサンス特区」を申請し認定された。 この計画は町内の遊休農地、荒廃農地を解消するため、新たな農業の取組みとしてNPO法人等による農地活用の仕組みを構築し、この仕組みを随時拡大していくことにより、「耕作放棄地ゼロ」を目指すことを目的とする。 これらのことを受け、当法人は町内からこの趣旨に賛同してくれる会員を募り、「特定非営利活動法人・グリーンライフこぶちさわ」(平成15年12月山梨県知事認証)を設立し、現在、全国から正会員、農業トラスト会員を募集しながら第1次計画として3.5haの荒廃農地を整備し、農作物の作付などの準備を進めている。 2.事業の内容と効果 (1) NPO法人等との緊密な協働により、農地の市民的利活用の場「グリーンライフ・ファーム」を提供することにより農都共生の農村環境を確立する。 (2) 都市生活者や地域住民が参画「グリーンライフ・ファーム」することにより、農産物の生産だけではなく、直売やそれを発展させたファーマーズ・マーケットへの展開、農畜産物の加工や特産物の製造販売、地産地消をはじめ、都市部の消費者組織(生活協同組合等)との産消提携の推進など、農・食一貫型のアグリビジネスを可能にしていく。また、本町の多様な余暇・観光資源と結びつけた体験・学習・交流型の新しいグリーンツーリズムの展開も推進する。 (3) 「グリーンライフ・ファーム」への酸化や体験・学習・交流型のグリーンツーリズムへの参加などを通して、本町へ定住希望を対象に「優良田園住宅ゾーン」の整備や就業支援などの施策を講ずることにより、定住人口の増加を推進する。 3.次年度以降の活動計画、抱負など 構造改革特区による遊休農地の市民的利活用の推進を起爆剤として、農都共生・対流型のグリーンツーリズムの展開、田園居住ゾーンの整備、アグリビジネスの起業促進などの関連施策を有機的に結びつけた交流から定住への一貫した道筋をつくり、地域住民と都市生活者が共にふれ合い、支え合って生きる活力と魅力あふれた自立的地域社会‐農都共生のまちづくり‐を形成していくことが必要である。 現在整備している地区「こぶちさわグリーンライフ・ファーム江戸山」をモデル地区として推進し、今後町内10箇所位設置したい。 |