調査年度:平成16年度
都道府県 市区町村名 地方公共団体
コード
人口 面積 標準財政規模
北海道 標津町 016934 6,184人 624km2 3,655百万円
ホームページアドレス http://www.shibetsutown.jp
施策名 「標津(しべつ)もてなし・ステップアップ100」運動の推進
担当部課名 商工観光課 電話番号 01538-2-2131
施策の分類 L 施策の開始年度 平成14年度
予算関連
データ
事業費総額 0千円
事業期間 平成14年度から平成−年度まで
補助制度・
起債制度等
・特になし
施策の概要
1 事業概要
  標津町は、町を挙げて漁業や酪農の生産活動や豊かな自然、食と連携した体験交流型の観光を推進している。具体的には町内関係18団体による「標津町エコ・ツーリズム推進協議会」を組織し、サケの網おこし見学、いくらづくり体験、山菜取り体験、酪農体験などさまざまなプログラムを用意し、修学旅行生をはじめ多くの観光客の受け入れを行っている。
  このような中で、体験プログラムに対応した町公認のボランティアガイドの養成(現在は観光体験ガイド協議会が組織化され自主的な活動が実践されている)や、今回報告の「標津(しべつ)もてなし・ステップアップ100」事業が推進されている。
  この事業は、観光客を受け入れる際、宿泊や食事という大切な分野を担う旅館業関係者が、意識や心をひとつにして、訪れていただいたお客様に「標津に泊まってみたい」、「また泊まりたい」、「やっぱり泊まって良かった」と思っていただける目的地の宿として成長していくために、100項目に及ぶきめ細かなもてなしの約束(チェックマニアル)を設定し、小さなまちの小さな宿がキラリと光る魅力あるものとなることを目的としている。
<もてなし・ステップアップ100運動の基本姿勢>
  @心から笑顔と細やかな気配りの対応
  A華美ではなくとも清潔で安心感のある和みの施設
  B「地産地消」を実践した、自慢の地元食材を提供
<推進体制>
 標津もてなしステップアップ100推進委員会を組織し、具体的実践を推進するとともに、実践宿泊施設の認定・査察や、専門家によるアドバイスを実施

2 事業効果
 この運動の実践により、宿泊施設等のレベルアップにつながったほか、エコ・ツーリズム事業のいっそうの推進に寄与している。

3 課 題
 今後いっそうこの運動の徹底と、多くの事業者への広がりを図っていく必要がある。