都道府県 | 市区町村名 | 地方公共団体 コード | 人口 | 面積 | 標準財政規模 | |
静岡県 | 富士宮市 | 222071 | 125,337人 | 315km2 | 20,877百万円 | |
ホームページアドレス | http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/ | |||||
施策名 | 富士宮市フードバレー構想 | |||||
担当部課名 | 企画調整課 | 電話番号 | 0544-22-1114 | |||
施策の分類 | EFJKLQ | 施策の開始年度 | 平成16年度 | |||
予算関連 データ | 事業費総額 | 8,000千円 | ||||
事業期間 | 平成16年度から平成18年度まで | |||||
補助制度・ 起債制度等 | - | |||||
施策の概要 | ||||||
大量生産、大量消費の20世紀社会は、スピードを求められていたが、21世紀に入り、じっくりと生活を見直すスローライフの時代に入ってきた。同時に、食において、BSE(いわゆる狂牛病)、鳥インフルエンザなどあらゆるリスクが顕在化し、今リスクに対するマネージメントが求められている。 そうした時代背景から、地産地消やスローフードの運動が高まり、素材や料理について、じっくりと見つめなおし、生産者の顔の見える安全安心の食生活が求められている。 こうした、背景を基に「フードバレー構想」は、大きく四つのねらいに大別される。 1食の情報発信による富士宮ブランドの確立 2食と環境の調和による安全安心な食生活 3「地食健身」「食育」による健康づくり 4食の豊富な資源を生かした産業振興 5食のネットワーク化による経済の活性化 〇フードバレー構想による多面的戦略の展開 富士宮市は、富士山麓に広がるみどりと豊富な湧水に恵まれ、そうした自然環境を背景に、酪農や養鱒をはじめとして、多くのすぐれた特産品を有している。 (具体的にブランド名を列挙すると、富士朝霧牛・放牧豚・ヨーグル豚・ いのしし・にじます・鶏・牛乳・アイスクリーム・チーズ・地酒・キャベツ・ 大根・水かけ菜・しいたけ・いちご・茶、あるいは、有機農法による野菜 など、どれをとっても質が高いものばかりである。) また、富士山の恵みである豊かな「水」に育まれた食文化を大切にし、生産・加工・流通・販売・消費の整ったまちづくりが進められており、また、食の関連産業も北山工業団地を中心として集積し、地域産業の一翼を担っている。 富士宮市では、こうした食の生産から製品加工、販売と第一次産業から第二次産業、第三次産業と様々な形態で構成され、まさに食の集積地である。 「フードバレー構想」は、この当地にある食の関連産業のネットワーク化を図り、循環型システムを形成することにより第六次産業の新たな分野が広がり、食をキーワードとして産業振興を図っていくことを戦略的に調査・研究し、情報発信していくことを目的としている。 また、富士宮やきそばにより全国から注目されているブームを追い風として、更に話題性を帯びた情報発信により、安全安心からの富士宮ブランドを確立するとともに、食品産業クラスターの形成を図り、地域経済の活力を高めていこうとするものである。 また、「医食同源」や「地食健身」という観点から、「ファルマバレー構想」と「フードバレー構想」とは密接な関係があり、積極的な連携をすすめ、民・産・学・官により高度な戦略を検討していく。 その中で、特に「食」、「環境」、「健康」、「安全」に対するリスク課題を解決するため、リスクマネージメントを模索し、行政と市民、企業などとのコミュケーションギャップを解消するリスクコミュニケーションを研究していく。 |