都道府県 | 市区町村名 | 地方公共団体 コード | 人口 | 面積 | 標準財政規模 | |
静岡県 | 三島市 | 222062 | 111,707人 | 62km2 | 18,392百万円 | |
ホームページアドレス | http://www.city.mishima.shizuoka.jp | |||||
施策名 | 特産品化推進事業(三島馬鈴薯まつり) | |||||
担当部課名 | 経済部商工観光課観光推進係 | 電話番号 | 055-983-2656 | |||
施策の分類 | L | 施策の開始年度 | 平成14年度 | |||
予算関連 データ | 事業費総額 | 300千円 | ||||
事業期間 | 平成14年度から平成16年度まで | |||||
補助制度・ 起債制度等 | - | |||||
施策の概要 | ||||||
【背景】 三島産の高品質野菜が農協や市場の流通に乗り、ほとんど地元で消費されていない。 その中でも「三島馬鈴薯」(品種:メイクイーン)は、生産量こそ九州産や北海道産に及ばないものの、その葉境(6月末から7月はじめ)に収穫され、生産に適した土壌による栽培と手作業による掘り取り、さらに収穫後1週間程度、風で乾燥することにより、美味しく日持ちのするジャガイモとして有名である。それゆえ味と使い勝手の良さから高値で取引され、ほとんどが築地や名古屋の市場に出荷されることとなっている。 「日本一高価なジャガイモ」として地元生産者も自慢の種にしているこのジャガイモが、実は三島市民も含む伊豆地域にはほとんど知られておらず、一部のレストランなどが珍重しているにすぎないのが現状であった。 【目的】 専門家の間で珍重されている「三島馬鈴薯」の名を広め、三島・伊豆はもちろんのこと都市の一般家庭での需要に結びつけるとともに、地元の飲食関連業会との連携により活用を促進し、ブランド化を図る。 【事業内容】(平成14・15・16年度) *「三島馬鈴薯」の名を冠した直売イベントの実施・キャンペーンの開催 (毎年7月初旬) ・ 5kg 1,200円 (化粧箱入り) 10kg 2,000円 ・ 中元用コーナーの設置 ・ 飲食業者による「三島馬鈴薯」活用加工品の販売 *飲食店における「三島馬鈴薯」を活用したメニューの創設と「表示」の推進 パッケージの作成(5kg入りの化粧箱作成) *「馬鈴薯祭り実行委員会」と協力団体 ア 馬鈴薯生産農家、地域の有志、JA三島函南の馬鈴薯部会への呼びかけを 通して実行委員会を組織し実行委員会設立。 イ 馬鈴薯部会委員長(笹原地区の支援) ウ 毎度あり市実行委員会の支援 * 馬鈴薯の販売促進への取り組み ア 学校給食用食材として販売 イ イベント等の参加賞への提供 ウ 特産品食材としてのPR及び販路の拡大 【効果】 短期間に市内・伊豆地域等に大きく浸透した。 平成14年度販売実績 5s入り 100ケース 体験掘り取り 20人 他ゴルフコンペ景品として3kg入り 500ケース 平成15年度販売実績 5s入り 289ケース 10kg入り 175ケース 他ゴルフコンペ景品として3s入り 600ケース 地産地消ブームにも後押しされ、市内スーパーなどで「三島馬鈴薯」や「箱根高原野菜」と表示し、生産者や生産地を明示した販売コーナーが設置されるようになった。特に、他よりも高値で取引されている。 |