都道府県 | 市区町村名 | 地方公共団体 コード | 人口 | 面積 | 標準財政規模 | ||||||
愛知県 | 設楽町 | 235610 | 5,151人 | 221km2 | 2,229百万円 | ||||||
ホームページアドレス | http://www.town.shitara.aichi.jp | ||||||||||
施策名 | エゴマを活用した農業振興 | ||||||||||
担当部課名 | 産業振興課 | 電話番号 | 0536-62-0511 | ||||||||
施策の分類 | K | 施策の開始年度 | 平成13年度 | ||||||||
予算関連 データ | 事業費総額 | 4,892千円 | |||||||||
事業期間 | 平成13年度から平成16年度まで | ||||||||||
補助制度・ 起債制度等 |
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施策の概要 | |||||||||||
【背景・目的】 当町は標高200〜800mに位置し、その気候を生かした高原野菜など特色ある農産物の栽培に取り組んできた。しかしながら、確実に進行している過疎化、高齢化により、農業後継者不足が深刻な問題として浮かび上がっている。 そのような状況下でも女性や高齢者の間では農産物の直売活動などが盛んになっており、主として農業を行う人々は若年、壮年男性から女性や高齢者へと変わりつつある。 また、水稲減反により休耕田が増加するなど農業衰退が顕著に現れてきたため、高収益で高付加価値な転換作物を見つけ出し、栽培を促進する必要に迫られてきた。 このような背景により、少量生産でも山間地域の特色があると同時に、獣害を受けにくいなど労働力を軽減できる農産物の定着が求められており、様々な農産物を検討した結果エゴマの栽培にたどりついた。 今後は特産品としての位置づけを確立するとともに、地産地消の可能なまちづくりを視野に入れた普及啓発を行っていく。 【事業内容】 町としてはエゴマの生産消費を促すため栽培研修会だけでなく、消費拡大に向けて次のような事業・支援を実施している。 ○ エゴマ・大豆料理コンテスト エゴマ・大豆を使った料理を募集し、優秀な作品を表彰。応募作品のレシピ は町広報誌などに掲載し一般に公開している。 第1回 平成14年10月(応募数36件) 第2回 平成15年9月 (応募数36件) 第3回 平成16年度を予定。また、同年度中に計3回のコンテストの応募 作品全てを掲載した料理集を発行予定 ○ エゴマ加工食品の商品化(したらエゴマドレッシング) 町内の女性グループ「農村輝きネット・したらせせらぎグループ」がエゴマの油を利用してド レッシングを開発し、町内の特産物売り場などに出荷している。町としては開発や販売のサ ポートを行い、特産品としての位置づけを推進している。 開発年度 平成15年度 販売価格 1本880円(360ml) 【効果・苦労した点】 最初は栽培方法の検討や農家への啓発など、栽培・収穫にたどり着くまでかなり時間と手間がかかった。生産者に対する栽培の実演指導などを根気よく実施することにより、現在では生産も軌道に乗りつつある。 また、エゴマを活用した加工品の種類も少しずつではあるが増えつつあり、原料の供給元である生産者の意欲も上昇している。 |