とりあえず走らせるためのレイアウトを作る・その1(N)

 再燃したからには、やはり本格的なレイアウトを作りたいと思い、やみくもに作り始めました。畳一畳はさすがに大きく、ちょっと無理なので、2/3畳に決めました。ある程度の直線が欲しかったので、縦長に切ります。と、作り始めたのはいいのですが、このぐらいのサイズの工作物は、そうそう簡単には進みません。早く走らせたいという気持ちとは裏腹に制作途中のモロモロがちらかって行くばかりです。


遅々として進まないレイアウトはこの体たらく


ちなみに作業机は混乱の極み(我ながらなんとまあだらしない)


 これはいけません。ストレスがたまります。そんな訳で、「とりあえず走らせるためのレイアウト」を作ろうと考えました。とにかく早く走らせるというのが目的なので、線路は楕円のエンドレス一本、切り替えも何も無しという設定で作り始めました。
 小さいので、台枠はすぐできました。さて、線路を敷くか、と楕円のレールを台枠に乗せてみましたが、平坦でなんとなく面白味に欠けます。「う〜ん、やはり山があったほうがいいかな」と考え、「と、すると川も欲しいね」となり、「川は谷に流れてるよね」などと言っているうち、トンネルやら鉄橋やら駅やら湖やらと、どんどん膨らんで行き、いつのまにやら「とりあえず走らせるためのレイアウト」ではなくなってしまいました。
 気がつくと、大きい方のレイアウトをそっちのけで作っている自分を発見しました。
 非常にまずいです。本末転倒とはこのことです。こうなったら、早くこちらにケリをつけるしかありません。
 なので先ずはこちらのレイアウトから紹介します。トホホ。


台枠に乗せる前の上げ底構造物
下の段だけ発泡スチロールなのは、はじめこちらだけで作ろうとしたのですが、
加工すると甚大な(静電気を帯びている)飛沫が出るので 途中から
スタイロフォームに切り替えたからです。


この谷を作るためにこれだけ上げ底にしたのです。


谷を過ぎると切り立った崖です。


トンネルです。中で脱線するとやっかいなので、上が外せるようにしました。

 当初の計画はどこへやら。まさかこんなことになろうとは…。 その2に続きます。