ディーゼルと客車3両セットの飾り用たなを作る(Z)

 前ジオラマ撮影に使ったディーゼル機関車は客車3両とのセットで買ったものでした。なのに、今回作り上げたジオラマには長過ぎて入りきりません。気持ちの上でなんとなくつかえがあります。ならば、ということで、4両編成をそのまま飾れるたなを作ろうと思い立ちました。趣味として、次の段階はNゲージを始めようと思っているのですが、過去のしがらみであるZにケリをつけないと、先に進めません。さっそくカインズに材料を買いに行きました。ちょうど良い工作用の木材が売っていました。60cmの長さでいろんな形のがあったので、その長さのまま使うことにしました。切る回数を減らせます。木の上にただ線路を敷くだけでもよかったのですが、次期レイアウト作成の練習として、シーナリーパウダーとバラスト撒きだけやってみることにしました。土台はスタイロフォームを使いました。


奥が木で工作した棚板。手前がスタイロフォーム土台の造作

シーナリーパウダーはKATO。バラストはTOMIXです。バラストは乾燥状態でスポイトでノリを垂らすと表面張力で玉になってしまい、なかなかしみ込みません。結果はグズグズです。仮土留めをして霧吹きしておくべきでした。本番前にもう一度練習しなくては…。


はめ込んでみました。
たななので、これ以上の作り込みはしませんでした。


横から見るとこんな感じです。レールはPecoのフレキ、道床はバルサです。
バラスト撒きのダメさ加減がよくわかります。


試しに編成を置いてみました。けっこういいかも。


最後尾はこんな感じです。


塩ビ板を切って、引っ掛けるようにはめ込みます。
両側の板はバルサ。楊枝で止めただけです。


逆側から見たところです。
持ち上げたとき、左右に傾いていると列車が走ってしまいます。
水準器と一緒に運ぶほうが安全かも。


スタイロフォームとシーナリーパウダーとの相性テストのため端切れに乗せてみました。
シーナリーパウダーを使うのは初めてだったもので…

総評:惨敗です。バラスト撒きがこれほど難しいとは思いませんでした。己の無力さを思い知らされました。本番のレイアウトでは枕木の幅より内側に撒くのはやめるつもりです。今回使ったTOMIXのバラストはファイントラックと同じ色合いなので、地面との境目に撒くだけで効果があるように思います。